Archive for 11月, 2011

体調が悪く心に余裕が無かった

月曜日, 11月 21st, 2011

「だってお前が○○って言うから」
「上司が××するから」
そうして人のせいにしてしまう事、誰しも経験があると思います。
そしてその行為に自己嫌悪に陥ったりする時もありますよね(汗)
昔、私はその頃お付き合いをしていた彼のせいにばかりしていた時期がありました。
私自身の体調が悪く心に余裕が無かったから・・・と言うのは言い訳に過ぎませんよね(苦笑)
そうして誰かのせいにし続けていくと、内面に「出会い掲示板良くない垢」がこびりついてしまうものなんです。
心理学的にいうと「逃避」する行為なんです。
誰かのせいにして、自分は正しいと逃げてしまう。その事で醜くなっていくんです。
内面の醜さは放置していると外見にも表れてしまいます。
その事で新しい出会いを欲しても上手く行かなかったり、恋愛をしていても喧嘩が絶えなくなってしまったり・・・良い影響は1つもないんです。
誰かのせいにしたり、環境のせいにしてしまえば「その瞬間」は自分自身とても楽ではあります。
しかし、長い目で見たときに自分自身を醜くしていく行為ともいえるんです。
良い恋をしたい。素敵な自分で居たいと思うなら「逃げない事」「何のせいにもしないこと」が大切なんだと個人的には考えています。

雲の上 江頭優子ey

土曜日, 11月 12th, 2011

不安と期待で、昨夜は、あまり眠れなかった。
今日、彼から、話があると、言われたからだ。
朝、1限からの授業はなかったのだが、早く出かける。
待ち合わせは、10時にバス停。でも、家にいても、落ち着かない。だったら、外の空気が吸いたい。
今日は、とてもいいお天気であった。
9時に駅に着き、駅前のスタバコーヒーを飲みながら、出会い無料時間をつぶした。大学行きのバスは、9時半発。
外をぼんやり見ながら、今までの数カ月のことを、思い出していた。
スキーツァーで、彼と知り合い、色々なことがあった。彼を好きだと自覚し始めたのいつだったんだろう…
そんなことをぼんやり考えていたら、急に不安になる。
今日の話…私は、勝手にいい話だと思っていたが、反対のこともある。
そう、「もう、会うのはやめよう。友情が大切だから…」なんて、言われたら…
一気に、残りのコーヒーを飲みほし、バス停に向う。
大学行きのバスが、ちょうど、バスターミナルに入ってくる所だった。
何人かの同じ大学の学生がいたが、顔見知りではなかった。
少しほっとして、バスに乗り込もうとしたその瞬間、「おはよ」と、肩をたたかれた。
いつもの仲間が3人、顔をそろえている。今日は、3限からの授業だから、いくらなんでも早すぎる。
「ピアノの練習室に行こうと思って!」と言いながらも、ニヤニヤしている。
もちろん、今日の事情は、3人とも知っている。ピアノの練習ではない…明らかに!
バスは、定刻通りに走り出した。その時点で、ほぼ満員状態。
女子大生の「寿司詰め」と、言ったところか。
友人たちは、特に、何も言わず、今日の授業のことを話していた。
大学は、バスの終点から、徒歩で20分ほど歩いたところにある。そのバス停で、彼と待ち合わせをしているのだ。
1つ1つバス停を通過する。
そのバスは、うちの大学生専用のようなもので、途中で乗り降りすることは、ほとんどない。
また、1つ、バス停を通過した。あと、3つ…
不安と期待…何より、彼に会うことにドキドキしている私。
こんな気持ちになることが、自分でもびっくりだった。
終点に着くと、学生は、ぞろぞろとバスを降り始めた。
外を見ると、彼はまだ来ていないようだった。
それはそうだろう。こんなにも女子大生が、ぞろぞろ出てくるバス停の前に、彼が待っているわけがない。
私たちは、急がないので、ほとんど学生が降りてから、ゆっくりと降りる支度をした。
友人たちは、降りてからも、ニヤニヤと私のそばを離れない。
「今日はさぁ…」と言いかけると「わかってるって!」と、ワシ子(もちろん、あだ名である)が、言った。
大学に行くには、2通りの道がある。
通常、通学路として通る道と、その道をぐるりと遠回りするように山裾を歩く道である。
もちろん山裾の道を通る学生は、ほとんどいない。何故ならば、遠回りになるからだ。
帰りならいざ知らず、朝から、その道を好き好んで通る人は、何か特別な理由がある人だ。そう、私のように…
友人たちは、通常の通学路を、止まってしまいそうなほどのスピードで、歩き始めた。
彼女たちが、歩き始めて5分ほどして、大田君が、バイクで現れた。
「おはよう」と、硬い表情の彼。「おはよ」同じように、硬い表情になってしまう私。
大田君は、バイクを、バス停の近くの駐輪場に停めた。
私たちは、もちろん、誰も使わないもう1本の道を行く。
何も話さず、顔も見ず…並んで歩いた。
ところどころ、通学路が見える場所があり、友人たちの姿がちらっと見えた。
その2本の道も、いずれ、合流し、そこからは、大学までは1本道である。
ちらっと、彼の顔を見た。怒ったような顔。
私は、また、前を向き、黙々と歩いた。
「話って?」と聞こうか、何度も思った。
彼が、話したいことがあると昨夜の電話で言って、今の時間を迎えている。
バス停から何分黙って歩いただろう。2本の道が合流するまで、あとわずか…それは、彼も知っている。
もう一度、ちらっと顔を見た。まだ怒った顔をしている。
「合流地点まで、あとわずか!」そんな、スポーツキャスターのナレーションが聞こえてきそうな状況だ…
などと思いながら、黙々と歩いた。そうするしかなかった。
「とうとう、2本の道の合流地点が見えてまいりました…」
その先には、友人たちがいる。待っているに違いない。
私は、その時間がいたたまれず、いろいろ考えた。
すごく、惨めな気持ち?違う…
嬉しい気持ち?そう、朝から、彼に会えたのだから。
ドキドキした気持ち?そりゃそう。合流地点が見えている。いわば、今日のゴールである。
ひたすら、沈黙に耐えるために、いろんなことを考えていた私。そうするしかないのである。沈黙に耐えるには…
突然、その思考にストップがかかった。
「俺と…俺と…」彼の声が、少し上ずっている。意を決したような声だ。
「俺と付き合ってください」私は、「やったぁ」と言いそうになるのを抑え、「ハイ」と、小さく返事を返した。
合流地点まで、50メートルを切ったくらいの地点だったと思う。
私の返事を聞くと、大田君は、いつもの笑顔に戻り、「夜、電話する」と、
元来た道を、ものすごいスピードで、戻っていった。
合流地点に、友人たちが待っているのが見えた。
そこに行くまでのふわふわ…雲の上を歩いているような感じ…(もちろん、誰も歩けはしないだろうが)
きっと、友人たちの目には、ふらふら歩いているように見えたに違いない。
仕方ない。気持ちも身体も、ふわふわしているのだから。
友人たちのところまで行くと、「どうだった?」と聞かれた。私は、小さくうなずいた。
友人たちの「やったぁ!」という声。私は、その声を聞きながら、雲の上を歩いていた。
私に、初めての「彼氏」ができた瞬間である。
ふわふわしすぎて、学校に着くまでに実感できるかな…と考えていた。